
健保連は6月21日から東京・大阪・愛知の3会場で、あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう(あはき)療養費の支払方式や療養費全般の不正対策に関する全国説明会を5回にわたり開催した。
幸野庄司理事は東京会場のあいさつで、「今回の見直しを、各健保組合が療養費について将来にわたってどのように臨み、取り組んでいくか検討する機会にしてもらいたい」と呼びかけた。
あはき療養費をめぐっては、償還払いや代理受領のほかに来年1月以降、行政が関与する受領委任払方式を選択できるようになる。
三宅泰介医療部長は、「償還払いで審査を強化することが最も保険者機能を発揮できる」と強調し、最終的な判断は各健保組合の裁量に委ねるものの、健保連の方針として「償還払いを推奨する」と表明した。説明会には延べ2000名の健保組合関係者が参加した。
引用元:健保ニュース