
今回、拘縮について記載したいと思います。
柔整の場合ですと骨折拘縮(不全骨折も該当)が該当し、拘縮後療として施術料がとれます。
一般的な意味合いとしては「機能回復」や「リハビリ」がこれに該当すると思われます。
さて「拘縮とは」の簡単な説明をしますと、
拘縮:contractureとは「皮膚や皮下組織、骨格筋、腱、靭帯、関節包などの関節周囲に存在する軟部組織が器質的に変化したことが由来した関節可動域制限」と定義されています。
contractureは「contract=収縮する」という意味です。
元来は関節によって隣り合う2つの体部が筋収縮の結果、お互いが近づいた状態が継続していることと定義されています。
簡単に言えば、組織が固くくっつき合い、関節が伸びない、曲がった状態といえます。
屈曲が制限されるものを「伸展拘縮」、伸展が制限されるものを「屈曲拘縮」と呼びます。
ちなみに拘縮の原因となる「軟部組織」」とは・・・ ・皮膚 ・皮下組織 ・筋膜 ・筋肉 ・腱 ・靭帯 ・関節包 のことを指します。
これらに原因があるものを「拘縮」と呼ぶのです。 拘縮は可逆的(改善する可能性があるもの)ですが、非可逆的(改善が難しいもの)な拘縮に似たものがあります。 それが「強直(きょうちょく)」です。
参考資料:cury