2018.07.05業界ニュース柔整知識

【往療料の見直しについて(あん摩マッサージ指圧)】

 

平成30年6月よりあはき療養費についても、制度改定が行われました。

料金の改定等行われ、往療料についても変更がありましたので少し触れたいと思います。

 

 

現在、あんまマッサージ指圧に係る療養費では、約90%が往療料を算定する患者様となっており療養費全体の割合も60%を超えております。

 

はりきゅうにおいては、往療料を算定する患者様は約20%療養費全体の割合としては約30%となっており近年増加傾向となっております。

 

都道府県別にみても、全国的に大きな差はなく距離の水増しや同一建物の重複請求等、往療施術の請求における課題が多いと厚生労働省も捉えていると思われます。

 

先日行われた、あはき療養費検討専門委員会の内容にも、原則平成32年改定までに距離加算の廃止や施術料と往療料を包括化した訪問施術制度の導入について検討し、結論を得る。との一文が御座いました。

 

現状を見ると問題視する事は理解できますが 実際に歩行困難等になられている患者様が存在しているのも事実です。

私と致しましても施術を望んでいる患者様には安心して、地域医療を受けられる制度をしっかりと構築し、先生方も地域の方と一緒に生きていけるようにと個人的には期待しております。

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