
前回は近接部位の算定方法を説明しましたが、今回は算定できない近接部位の負傷例を紹介したいと思います。
レセコンソフトで近接の場合は警告してくれるようになっているとは思いますが、今まで請求できた傷病名の組み合わせであっても保険者によっては返戻となるなど難しい部分もあります。
今一度算定出来ない負傷例を記載したいと思います。
今回は脱臼・打撲・捻挫・挫傷に絞って紹介したいと思います。
こちらの表がその負傷例となります。

勘違いしやすい負傷例で右手第一関節捻挫と右手第三関節捻挫の組み合わせがあります。
間に第二指関節があるのに?と思われるかもしれませんが、指はどの組み合わせでも近接部位として扱われます。