2018.12.13業界ニュース

【数字でみる自賠責保険】

 

 

最新のデータによりますと、2016年度の自賠責保険における柔整施術費が692億5千万円で、前年度より54億円3,300万円減少しました。

 

ちなみに医療機関における総診療費は2818億3千万円で、前年度より48億9,900万円減少し、近年増加傾向であった整骨院、病院ともに減少に転じました。

 

また件数についても施術件数は4,944件減の24万4,376件、診療件数は16,358件減の1,159,320件となっており、こちらも整骨院、病院ともに減少に転じました。

 

近年の整骨院と病院に関する数字の動きで異なるのが、1件あたりの平均施術費(診療費)です。

 

2016年度の平均施術費は1万6,171円減の28万3,375円となっており、5年以上前から減少傾向が続いています。

(5年前と比較して約10%減少)これに対して平均診療費は24万3,014円となっており、ほぼ横ばいで推移しています。(5年前と比較して約2%増加)

 

依然として、平均施術費が平均診療費よりも高い傾向が続いており、また今後も施術所数が増加すると予想されるため、さらに平均施術費が下がると予測されます。

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